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第541話 〜2001/7/4〜

■有料廃棄

 マンションの2軒先のお隣さんの所に、先日冷蔵庫が配送されて来たらしい。テレビで盛んにCMを流している、最新機種だったようだ。この手の話は妻からよく聞かされる。誰々さんが、家を買って引っ越した。誰々さんが、車を買い換えた。こんな話のバリエーションの1つだと思って、軽く聞いている。「今時分壊れて、大変よねー」。かつて我が家でも2年前の夏場に冷蔵庫が壊れて買い換えた。長男がちょうど熱を出して、氷ができないからコンビニに買いに行ったりと大変だった。そんなことを思い出してるんだなあ、と思った。

 「大変よねー、もっと早く壊れれば、壊れた冷蔵庫の引き取りも安かったのに」。あれ?!、彼女の関心は違っていた。家電リサイクル法の実施で家電品の引き取りと廃棄に金が掛かるようになったことが彼女の話の最も重要なポイントだったらしい。「捨てるのにもお金が掛かって、やだ、やだ」。「(お前を捨てるのが最も金が掛かりそうだ)」とは、決して口に出しては言えない。

(秀)


第542話 〜2001/7/5〜

■今期ドラマ展望(1)

 7月になって、新しいドラマがスタートしている。有力な出演者や脚本家といった、話題性ではちょっとおとなしい気もするが、なかなか面白いドラマが今四半期には見られそうである。以下に、私がこの2日間で実際に目にしたドラマの寸評をまとめてみた。

 ○「救命病棟24時」火、21:00〜、フジ
 その名の通り、救急医療現場を舞台にしたドラマ。命の尊さやそこに現れる患者のヒューマンドラマである一方、医療スタッフ間のぶつかりや、大学病院としての組織の壁・圧力などが各所に折り込まれている。何と言っても、江口洋介がとても格好良い。それに加えて、松雪泰子の好演。あんな役が似合うのは彼女をおいて他にいないだろう。女医版「白鳥麗子」健在といったところ。このドラマは'99年1月から放送された「救命病棟24時」の続編とのことだが、そのシリーズはあいにく見ていない。

 ○「ウソコイ」火、22:00〜、フジ
 逆玉に乗ったカメラマンを中井貴一が演じる。しかし、結婚式の当日に自分の戸籍が中国女性の偽装結婚に使用されていたことに気付く。これだけと言ってしまえば、これだけのドラマでしかないが、中井の本妻役、仲間由紀恵も何かしらの嘘を隠している様子。今後登場するであろう、伏線を交え、テンポ良い展開を期待。ラブコメディとしては面白い。最近、中井貴一はこんなトラブルに巻き込まれる役が良く似合っている。

 ○「ファイティングガール」水、21:00〜、フジ
 深田恭子が今時の若者を演じる。短大を勝手に退学し、自分探しを続ける。いろいろな不運にみまわれながらも、「ツヨクナリタイ」と常にポジティブである。文盲の妹や韓国人の友人など、やや現実離れした設定が、ドラマの展開にどう影響して来るのかがポイントのような気がする。彼女の実家の町工場で事務員として働く女性として天海祐希が登場しているが、端役にしては豪華なキャスティング。今後、重要な役回りを演じるかも。

 ○「マリア」水、22:00〜、TBS
 浅野温子が新宿の路地裏で小じんまりとした診療所を開く町医者を演じる。これまで四姉妹と思っていたところに、父親の隠し子(?)として、後藤真希が登場。しかも彼女は白血病。あまりにも寡黙な役なため、彼女の縁起力は現時点では不明。主人公が医者だといっても、この隠し子+白血病という設定はかなりディープ。おまけに隣に現れた、クリニック(字は違うが同じ「さかもと」)の医師、東幹久との丁々発止。恋への発展の可能性は?!。

 ○「ビューティー7」水、22:00〜、日テレ
 このドラマは「マリア」の裏番組にあたり、初回放送は時間帯のズレで、かろうじて最後の30分ぐらいを見た。エステサロンを舞台に「美」をテーマに毎回展開されるようだ。ドラマの途中途中に美のためのワンポイントアドバイスが登場する。梅宮アンナが実に嫌な女として出演。ついでに神田うのも。彼女達の姿を見ると、やや嫌悪感が。

 まだ初回放送が始まっていないものや、ビデオに録ってまだ見ていないドラマについては数日後に続編にてレポート予定。

(秀)

今期ドラマ展望(2)

第543話 〜2001/7/6〜

■抜き打ち?!

 「はーい、それでは教科書しまって。これからテストを行う」。「え〜っ!!!」。「日頃からちゃんと復習していればできるはずだ」。ざっと、こういうのが正しい抜き打ちテストの作法である。抜き打ちとは概ねこうである。持ち物検査も強制捜査も抜き打ちだから効果がある。これが事前に分かっていたり、ましてや天下の大新聞に「抜き打ち」なんてことが出ては全く意味がない。

 外務省機密費流用は逮捕された松尾前室長の事件の他に、米国駐在のデンバー総領事が家族の食材費などへ機密費を流用していた疑惑として、新たな事件へと展開しそうである。一部マスコミでは、総領事の妻が私的なパーティの費用を外交機密費から賄っていた、と報じている。これが事実とするならば流用と言うより、横領と言うのが的確であろう。

 早速、外務省は査察担当大使を派遣し、疑惑の総領事より事情を聞くらしいが、このことを朝日新聞は「機密費詐取事件を受けた外務省改革で新設された『抜き打ち査察』の第1号となる」と報じた。さあ、みなさん、ご一緒に。「おい、おい、どこが抜き打ちなんだよ!?」。

 前外務大臣の河野洋平は前回の事件の際に盛んに「(松尾)個人の犯行」と釈明していたが、彼がそのような犯行を犯すにはそれ相当の組織的な下地があったと考えるのが、一般的だろう。今回の総領事の妻もそんな周りの環境に合わせただけで、罪悪感などさらさらなく、今となって慌てているに違いない。そして、国民は今回の件も氷山の一角でしかないと思っている。

 外務省は査察の結果を受けて総領事の国家公務員法上の処分や更迭を含め、対応を検討するらしいが、これは明らかな犯罪である。田中外務大臣には、今回の件だけでなく、調査を徹底的に進めてもらい、出てきた犯罪者達には、少なくとも、免職により退職金にて償ってもらいたいものだ。

(秀)


第544話 〜2001/7/7〜

■大人の七夕

 今宵7月7日は七夕。1年に1度、彦星と織り姫が天の川でデートをするというロマンティックな夜である。「笹の葉さらさら」。ところで、他人のデートにかこつけて、笹竹に短冊の飾りものをして、なおかつ願い事までかなえてもらおうという儀式はいったい何に由来しているのだろうか?

 一般生活に例えれば、年に1度、長距離恋愛の恋人同士が会える日である。単身赴任の旦那が1年ぶりに家に帰ってくる夜である。また、この夜を境にまた二人は1年間会えなくなるといった条件が加味されている。こんな夜に大人の男と女がやることと言ったら、アレしかないだろう。それだから、「字がうまくなりますように」とか、「お金持ちになりたい」なんて願い事を聞いている余裕が彼らにあるわけない。

 それから1年度の再会時に、彼女が生まれて間もない赤ん坊を抱いていた。「あなたの子よ」。今宵あなたにはどんな夜かな?。

(秀)


第545話 〜2001/7/9〜

■フリーマーケット、もう1つの効果

 プレゼントがそもそものブームの発端だったと思うが、あの「家庭用生ビールサーバ」、あなたの家にもあるだろうか?。単にプレゼントではなく、デパートなどでも普通に売られるようになった。あいにく私は家で酒を飲むことないので、我家にはない。けど、ちょっとは興味がある。本当に細かな奇麗な泡が出るのだろうかと。以前ビール工場で飲んだ出来たてのビールはまろやかな口当たりでとてもおいしかった。

 このマシンを利用するとなると、やはりジョッキーを冷蔵庫でキンキンに冷やしておかねばならないだろう。そして、サーバやジョッキーは使った後には洗わなければならない。そんな思いまでして飲むに値するほど、うまいビールが飲めるのだろうか?。多分今年何回か使用したら仕舞い込んでしまい、来年には学校でのバザーやフリーマーケットに並んでいることだろう。

 こういう視点でフリーマーケットを見てみるのも楽しそうだ。生ビールサーバ、アイスクリーマー、かき氷器、焼き肉専用プレート、などなど。買ってはいけないもの、あるいはもらってもあまりうれしくないものが何であるかを知るには良い機会である。そんなもので家の中があふれていたりしないかな?。

(秀)


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