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「マイライン」の登録受付が始まってしばらく経つが、いろいろと事件が発覚して来ている。あまりもの数が集中して、開始日までに処理しきれないものが出ている。入力の手間も相当なものだろう。それにもまして、手数料収入目当ての不正申請の報道が後を絶たない。
聞くところによると、各電話会社は自社分のマイラインの申込書一件に対し、その仲介者に対し2,000円もの手数料を支払っているらしい。しかも、集めた電話会社も本人の意志確認ををするでもなく、仲介者の中には、まるで自在に2,000円の請求書を発行するかのように、ひどいものは電話帳から名前を順に書き並べたような架空の申込書を作る事件が次々に明らかになっているわけだ。ある日突然、申し込んだ覚えのない申込みに対する確認書が届いたり、別の会社に書き換えられた確認書が届き、マイラインのコールセンターには毎日のように苦情の電話が殺到している。
そもそもこんな、義理・人情+手数料で申込みを獲得しようという考え自体がおかしい。もっと効率良く、ユーザにも便利なシステムをどうして用意しないのだろうか?。各人は発信元通知をONにして、マイラインセンターに電話を掛ける。後は音声ガイダンスに従って、NTTは「1」、KDDIは「2」などを市内電話から国際電話まで順にプッシュしていく。発信元通知があるので、インチキな印鑑よりはよほど信頼できるはず。プッシュ(トーン)回線だけでなくダイヤル(パルス)回線でも対応しなくてはならないが技術的には何ら問題はないだろう。
手数料やオペレーションのための人件費を考えると、1,000億円くらいの金が必要となるのではなかろうか?。それでいて、不正があり、対応にも間に合わない。雇用創出、内需拡大と言えなくもないが、その金を最終的に負担しているのが誰であるかを我々は忘れてはならない。
(秀)
私の生まれ故郷は九州のある県庁所在の市であるが、このほどこの街の中心にあるショッピングビル(と言っても、ちんけなものだが)の経営母体の会社が破産宣告を受け、倒産した。たぶんここ数日の市民の挨拶は「暑いですねー」に続いて、「(とうとう)つぶれたねー」であろう。
このビルは市街地の再開発と活性化の起爆剤として、市主導の下作られ、市を筆頭株主とした第三セクター方式の会社として運営されていた。営業を開始してからわずか3年での破綻である。確かに帰省する度にそのビルが流行っていない(テナントの空きもある)ことや商店街への集客が落ちていることは耳にしていた。商店街も閉店する店が相次ぎ、100円ショップだらけになってしまっていたのには驚いた。誰もがこの倒産の日が来ることを予見していたはず。そして、ついに市が「黒字化の目処が立たない」と再建への加担を放棄し、倒産してしまった。
第三セクターによるレジャー施設などの破綻が全国的に相次いで報じられている。三セクでうまくいっている例が皆無とは言わないが、ほとんどが左前の状態である。それは三セクが以下のような3つの誤りの下、事業を開始・継続しているからであろうと私は思う。1.収支の見通しやマーケッタビリティ(市場規模・需要予測)の予測が全くでたらめで、期待値の有様でしかないこと。2.一般企業と渡り合えるような経営努力をやっていないこと。「やっている」と反論しようとも、一般企業では全くダメな水準でしかない。3.最終的には行政が救ってくれるという甘い考えがあること。
何も三セクだけでない。特殊法人も全く同じである。石油公団や道路公団がまさにそうである。いや、行政そのものがこんな感覚で仕事をするから660兆円もの借金を作ってしまうんだ。
(秀)
「ぞうぶつこばい」と読む。あまり日常生活で耳にする言葉ではないが、贓物とは辞書によると、盗んだりだましたりして得た品物、とある。故買とは、盗んだ品物とわかっていながら買うこと、とある。質屋などが盗んだものと知りながらそれを買い入れた場合は犯罪となる。質屋や古本屋など、中古品の売買を生業とするには、古物商としての免許が必要となる。このような法律があるのは、盗んだものを換金するルートを抑えて、犯罪を抑止しようと言う考えに基づいており、既に江戸時代にもこのようなスタイルは確立されていた。
さて、また何かと話題の外務省である。今度はハイヤー代の水増し請求で官僚とハイヤー会社の役員など4人が詐欺の容疑で逮捕された。今回の事件は、例の機密費流用事件の捜査の過程で発覚。松尾被告に犯行の手ほどきを受けていたらしい。これ以外にもホテル代の水増しもあったようだ。罪の意識がほとんどなく、慣例化していたに違いない。今となっては、毎日内心ビクビクな輩が省内にまだまだいそうな気がする。
詐取額は公金約2,200万円で、約1,100万円分が、タクシークーポン券などの金券で外務省の2人に渡り、その一部(いや、きっと大半だと思うが)を金券ショップなどで換金したと報じられている。
金券ショップには収入印紙や切手をシート単位で定期的に大量に売りに来る常連がいたり、会社の販促用のテレホンカードを大量に売りに来る人がいるらしい。とても真っ当な代物とは思えない。金券ショップも古物商の免許は必要なはずだが、贓物故買は日常茶飯事のようだ。古本屋のように、売りに来る人の身元を確認するとなると、供給がストップし(仕入れができず)、この商売は途端に成り立たなくなるに違いない。いっそここも捜索した方が良いのでは。
(秀)
○「できちゃった結婚」月、21:00〜、フジ
月9らしく、華やかなドラマである。しかし、緊張感に欠けるのは予定調和のハッピーエンドだろうと予測出来てしまうところにある。このドラマのテーマは「妊娠していなかったら、結婚していなかったか?」だと思う。その紆余曲折のみが便りのドラマ。
○「フレーフレー人生」月、22:00〜、日テレ
ここまで来るとあまりにも現実感のないドラマになってしまう。偶然新幹線に乗り合わせた友達の家族。その友達は9年前に子供達3人を残して家を出たまま。親戚に引き取られていく、この3人を不憫に思い、その友達に成りすまして、「私がお母さんよ」となってしまう。おまけにこの子供達の父親(石田純一)の借金のために、貯金の1,000万円を提供した。ところが、この父親は新たな借金を作り、家族の前から姿を消してしまう。このドラマのテーマはいったい何なのだろうか?。
○「非婚家族」木、22:00〜、フジ
仕事がうまくいかない。家に帰れば妻から一方的に離婚を告げられる。そして、10年振りの前妻との再会。平凡な生活の歯車が急に狂い出した男を真田広之が演じる。米倉涼子演じる現妻は「今の自分は本当の自分ではない」と、。一方、鈴木京香は絶えず上昇指向であるが、それに対し、真田は、「誰もが少しずつ我慢して生きている」と現状肯定派である。しかもますますジリ貧。男性の多くは真田に感情移入するだろうが、女性は米倉、鈴木のどちらに感情移入するのだろうか?。
○「恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい」日、21:00〜、TBS
恋愛ドラマのセオリーと言うべき、三角関係、四角関係を軸に展開されるパターンのドラマ。こういう場合は結末予想で楽しむしかないが、スポンサー企業名を冠した番組枠のドラマであること、かつ自社CMタレントの水野美紀が不幸になるはずはなく、大方の予想はこれに尽きる。菅野美穂はいつもながら(?)の役回りと演技である。
この他、「ネバーランド」や「世界で一番熱い夏」などのドラマが放送されているが、録ったビデオをどれか分からず見ていない。悪しからず。今回は辛口な評価が多くなってしまったが、今回紹介したドラマが前回紹介したものより面白くないというわけではない。
(秀)
参議院選挙の真っ只中であるにもかかわらず、小泉総理周辺は相変わらず騒がれているが、何とも盛り上がらない選挙戦である。その主役もダウンの後にサミットでジェノバに脱出し、連日の報道も選挙戦そっちのけで、サミットの話題に終始した。しかし、サミットの成果よりもジェノバのデモ隊のことの方が大きく報じられていた。確かに選挙ネタは公正・公平が強く求められるため、ワイドショーのネタにはなりにくい。
今回の選挙の争点は小泉総理の改革の是非であるかのように報道されているが、野党も小泉総理を直接攻撃してはかえってマイナス効果と、同じ改革を掲げ、「うちが本物」と、まったく相手の土俵に乗っかてしまい、見る側にはその違いが非常にわかりにくい。構造改革に伴う痛みの具合がどうとかいうような「だろう話」をしたところで、こんな戦いぶりで野党が勝てるはずがない。何しろ敵は前代未聞の高支持率である。
よって、ここで野党へ今回の正しい争点と戦い方を教えてやろう。それは、「現在日本には660兆円にものぼる借金がある。その借金を作ったのは自民党だ」というものだ。地方に行けば、ほとんど車の通ることなのない舗装された立派な道路があったり、器だけ立派な文化施設が作られている。あれは地方交付税交付金が化けた姿であり、景気対策の名の下、公共事業としてばらまかれたコンクリートの残骸でしかない。
地方交付税や道路特定財源等の見直しについてはいろいろな意見があるだろう。それは、これから検討を重ねながら、必要なものは変更していけば良い。しかし、改革の名の下に、660兆円もの借金をこさえたことの責任をうやむやにされては困る。
(秀)
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