\  \ 

第591話 〜2001/9/12〜

■同時多発テロ

 不謹慎ながら、さながら映画のワンシーンを見ているかの様な映像だった。ビルがあんなにもろく崩れるのにもショックだった。全てがショックの連続であるが、その中でもペンタゴンに旅客機が突っ込んだことに、私の最大の関心が行った。ペンタゴンなら、ミサイルで打ち落とすぐらいの機能が備わっているはず、と思っていたからだ。誤解をされては困るが、戦闘機だろうが旅客機であろうが、自らの機能を自衛するためにはそのくらいのことをやるだろうと思っていたからだ。いざ、戦闘状態となると、必ず狙われる標的なのだから。

 犯行グループが貿易センタービルやペンタゴンを狙ったのは、大衆へ自らの力を誇示する効果を狙ったことだろうが、標的にされるともっと大きな被害を生むところはこれ以外にも数多くある。例えば、原子力発電所にハイジャックした旅客機が突っ込んだらどうなったことだろう?。

 まだまだ言いたいことはあるのだが、状況を把握した後に改めて。

(秀)


第592話 〜2001/9/13〜

■現実感

 さて、今日も昨日の続き。沖縄に住む、感想メールの常連「莉香さん」から、米国同時多発テロによる沖縄での様子を伝えるメールが届いた。台風16号が停滞する中、この台風さえなければ嘉手納基地の戦闘機は今にも飛び立ちそうな感じで、「(嘉手納基地も)標的にされている」と思っている人も結構多いらしい。普天間基地も厳重に警備され、受信できるアメリカ人向けのテレビ放送から流れるライブ映像で緊張感も一層高まっているそうだ。

 全国放送でも国内の米国基地の様子がレポートされるが、「厳重な警戒」の様子も日頃がどうなのかを知らないし、基地の警備はそもそも厳重なものだろう、との思いから、その映像を見てもなかなかピンと来ない。沖縄(や基地周辺に住む)の人々が感じている基地の存在とそれ以外の地域に住む人々の知識としての存在とは大きく違う。街を歩く米兵を日常的に見掛けたり、そういう人々と日常的に接していたり、基地によって生計が成り立っている人々と、基地がどのくらいの広さを持っているのか?、もイメージできない私のような者とでは格段の差があるはず。

 現地に友人や知人を持つ人。マンハッタンのかの地に立ってあのビルを見上げた人、あのビルに登った人。私のようにいずれにも該当しない者とはあの事件の感じ方には格段の差があることだろう。また、政治的な背景が分かる人とそうでない人との間にも事件に対する認識の差があるはず。映画では見慣れたような光景であるため、感覚が麻痺しているとは思えないが、現実感というのはそういう実体験によって、よりリアルにあぶり出されるものだと改めて思った。

 米国では危機管理のポリシーから大統領と副大統領が同じ場所にいるようなことはまずないらしい。ましてやこのような緊急時はそうだろう。所在を伏せ、軍事施設から指揮を執る大統領に比べ(ホワイトハウスに戻ったけど)、官邸に全閣僚集まっての安全保障会議とやらを開いているようでは...、と思ったりもした。しかし、もし総理以下全閣僚が所在を伏せ、どこかに隠れて会議などしていたら、「東京が標的にされている」と、きっと日本もパニックになることだろう。そこまで意識しての官邸なのかは私には分からないけど。

(秀)


第593話 〜2001/9/14〜

■EOSを買った

 EOSを買った。EOSというのはキヤノン(キャノンではなく、キヤノンが正しい)のオートフォーカス一眼レフカメラである。第2京浜沿いの明治学院大学角にある、松坂屋カメラで買った。この店はカメラ好きには、豊富な在庫と安さで有名な中古カメラ店である。と言うことは、私のEOSも中古品である。

 これまで20台くらいのカメラを買っては手放すことを繰り返してきたが、実にしばらくぶりのカメラ買いである。中古であることは何ら問題ない。中には今となっては中古でしか買えないものもあるし、中古品は新品に比べて半額くらいに安い。最初はネットオークションででも買おうと思った(ライカだったら、迷わず店に行くはずだが)が、調べてみるとそれ程安くない。結果として、松坂屋カメラで買うことにしたが、これは非常に良い結果だったと思う。

 やはり触ってみないと分からない。シャッターボタンの位置やグリップのしっくり感、ダイヤルを回した時の感覚、ファインダーの見易さ。これらは雑誌のレポートにも紹介されているが、仕様として数値で比較出来るものでない。個々人で判断すべき要素である。また、仕様として公開されていても、実際の合焦速度やモーターの動作音などは実際に触ってみないと実感できないし、中古ならではのコンディションの判断も実機でないとできない。4台並べて、順に触れてみた。本当はもうちょっと安い、古い機種にしようかと思っていたが、実際に触ってみると、こちらは合焦が遅い。この機種だけなら気にならなかったかもしれないが、新しい機種と比較したために分かってしまった。よって、新しい方の機種(と言っても5年ほど前に発売された現行機種)を選ぶ。

 レンズ2本とあわせて、1ヶ月分の小遣いが吹き飛ぶほどの金額だった。しかしこれでも安い。今回新たにカメラを調達したのは、子供の運動会に備えてである。願わくばこれでゴールのテープを切る、我が子の姿を撮りたいものだ(現実はそう甘くない)。手前味噌な話題でスマン。

(秀)


第594話 〜2001/9/17〜

■ベイブレードの偽物

 人気玩具「ベイブレード」の品不足は相変わらず続いている。にも関わらず、テレビやコロコロコミックを媒体にして、タカラからは新製品が毎月のようにリリースされているようで、入手困難な状態は以前よりも増しているに違いない。そうしていたら、やはり偽物が出た。これまでも、ばねを使ったベーゴマもどきの、形が違う偽物が発売されているのは確認できていたが、今度は互換品どころか完全なコピー品である。

 これまでにも人気商品の偽物は数多く出ていた。例えば、ルービックキューブ、ヨーヨー、ミニ四駆、たまごっち、スライム、などなど。品不足の人気玩具の裏には必ずと言っていいほど、偽物の存在があった。そして今回もベイブレードの偽物である。箱は無いものの、パッケージの裏にはご丁寧にも中国語での説明書が付いている。字は分からなくても、イラストがあるし、作り方は本物と全く同じであるので、問題はない。ただ、種類はそれほど無いし、新製品のモデルはない。

 件の偽物ベイブレードは日暮里の駄菓子屋横町(駄菓子屋の問屋街、小売りもあり)で発見した。300円で販売されているそれは、ベイブレードの旧モデルのコピーそのものであった。ライナーの状態(プラモデルのパーツを切り離す前の状態)から、そのままコピーしているかもしれない(未確認だが、見た感じその確率は非常に高い)。組み立ててしまえば、子供にでも本物と区別が付かないと思われる。本物と部分的にパーツを交換してしまえば、それこそ分からないだろう。見比べると、「MADE IN JAPAN」の文字がなかったりする。さすがに「MADE IN CHINA」ではまずいだろう。

 シューター(これはオリジナルと形が異なる)付きで卸価格の300円で売られていたその商品の小売りでの価格は500円くらいか?。コピー品で流通経路も怪しいので、大手のおもちゃ屋やスーパーでの入手は困難だろう。狙うなら、駄菓子屋が最適。しかし、コピー商品を子供に易々と買い与えることが良いのかどうかは実に悩ましい。教育的な観点からは「ノー」であろうが、欲しがる子供が偽物であれ、相当なコピー品を目の前にしたときの姿を見て、親の心理としては、なかなかそうは言えなかった。息子は2個も買った。

(秀)


第595話 〜2001/9/18〜

■少年仮面ライダー隊

 皆さんが最初に買ったレコードは何だろうか?。私の場合は「タイガーマスク」であった。番組のエンディングで流れる、B面のみなしごの歌(そんな名前だったかどうかは不明)を聴いて何度涙したことか。続いて買ったのは、しばらく間があくが「仮面ライダーV3」。そしてどういう訳か、「キカイダー01」へと続く。キカイダー01はテレビで見ていたわけでもないのに、どうしてレコードを買ってしまったかは今もって分からない。

 さて、今日の話題は「少年仮面ライダー隊」である。ここまでの流れで、どうして冒頭にレコードの話題か分かった人は相当のツウである。分からない人はこのまま辛抱して読み進んで欲しい。少年仮面ライダー隊というのは番組に出てくる、仮面ライダーを後方支援する少年組織とされているが、実のところは番組のスポンサーであるブリヂストンがドレミ号
(第277話参照)を売りたいためにその自転車を露出させ、そのキャンペーンボーイとして組織されたに違いない。少なくともブリヂストン社の販促計画書にはそのような文字が踊っていたと推測される。

 彼らはおよそ10数人いたと思う。立花藤兵衛会長、滝 和也隊長(その後、立花が兼務したらしい)。調べたところによると、74回目の放送から彼らは登場しているようだ。私も少年仮面ライダー隊に入りたかった。ドレミ号も欲しいし、彼らが首から掛けているペンダントも魅力だった。怪人は怖いけど、ライダーが助けに来てくれるなら...。全国の少年達は皆そう思っていたに違いない。そんなときは「仮面ライダーV3」のレコードのB面に収録されていた、「少年仮面ライダー隊の歌」を口ずさむのであった。

 マフラーなびかせ 君と僕 東に西に 大空に
 ツーツーツツーとペンタント
 怪人いたぞと 声高く 僕らの 通信送ってる
 ※共に進もう X3 ぼくらは少年仮面ライダー隊

 足並み揃えて 君と僕 山に川に 街角に
 ビュンビュンビュンビュンと自転車隊
 怪人どこかと 探しつつ 僕らは走る どこまでも
 ※Repeat

 肩を並べて 君と僕 風だ嵐だ 雲越えて
 ボーボーボボーと伝書鳩
 怪人来たぞと 全力で 僕らの手紙を 持って飛ぶ
 ※Repeat

 さあ、メロディを覚えている皆さん、ご一緒に。怪人というワードで出てきておきながら、かたや伝書鳩という牧歌的な歌詞も見逃せない。レコードはもうないが、この歌は今でもちゃんと歌える。

(秀)

少年仮面ライダー隊

 \  \