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第681話 〜2002/1/23〜

■チープな通信販売

 週刊少年漫画雑誌にもいろいろな広告が載っている。すっかり最近はこんな雑誌を読まなくなってしまったが、記憶をたどっていくと、いろいろとチープで怪しい広告が載っていたような気がする。今もそうなのだろうか?。背が高くなる方法や筋骨隆々と体を鍛えるトレーニング法などの広告も出ていた。

 平凡や明星といった雑誌にはエレキギターにフォークギター、ドラムセットの通販広告なども載っていた。しかも分割払い可能。これにはちょっと心揺らいだりもした。カーリーヘアーの男性がムスタング型のギターを(まるでカルロス・サンタナのような)恍惚の顔で弾いていた写真を覚えている。胸には何故か「YMCA」のロゴ。やっぱり思いとどまって良かった。

 話を少年漫画雑誌の方に戻そう。1ページの中にこまごまとマスを区切って40品近くのアイテムを紹介しているページがあった。「シーモンキー」や「たばこを吸う小人」、「ロケット型ラジオ」、「パックマン貯金箱」、「手錠」、「警棒(護身棒)」、「ヌンチャク」、「ホラー貯金箱」、「顕微鏡」、などなど。そのページのつくりはいかにもチープであった。そして怪しい。その極めつけとして、「透視メガネ」なんてのもあった。

 これらの商品は現金書留のほかに切手でも購入できたりした。これは正しい記憶ではないかもしれないが、このような通販の広告を出しているショップは江戸川区あたりにあったような気がする。いや、中野区あたりにあったような気もする。この記憶が正しかったかどうか、今でもこんな広告が載っているのか確認して、今度その店を探してみようかと思っている。

(秀)


第682話 〜2002/1/24〜

■偽装牛

 「雪印またも不祥事、輸入牛を国産牛と偽る」。このニュースに接したとき、頭の中で「?」が3つぐらい並んだ。「何故、わざわざ狂牛病騒ぎの国産牛と偽る必要があるのか?」と。スーパーに行くと、「輸入牛肉(特にオーストラリア、ニュージーランド産)」であることが安心のマークかのように並べられている昨今なのに。

 報道内容を読んでようやくその意味が分かった。彼らの狙いは国産牛肉の処理のために準備した政府助成による全農からの補償金であった。これは明らかに詐欺である。ここで2つの疑問。輸入牛肉と国産牛肉の価格差や今回の補償金の額は分からないが、正直に輸入牛として販売するよりも、リスクを冒してまでも手にしたいと思うほどの補償金は高すぎるのではなかろうか?。日頃から高い肉を食わされ、いざとなったらこんな形で私たちの税金が投与されるシステムはどこかおかしいぞ!。それにこんな世間が騒いでいる最中にこんな偽装工作を行うぐらいなら、これまでも輸入牛肉を国産牛肉と偽って販売していたのではなかろうか?、と疑いたくなる。

 4年くらい前になるか。私の故郷にある生活協同組合で輸入牛肉を国産牛肉と偽って販売していた事件があった。購入者には差額を返金し、直接関与した者をくびとするとともに、経営陣も責任を取って、事態は収拾されたと思う。もちろんこれは悪いことである。しかし結果として危険な国産牛肉から組合員を守っていたとしたら。「何か悪いことをしてやろう」と思ってやったことがすべて良い結果となるマンガみたいな話だ。

 今日の結論。「国産牛肉は安全でないくせに高い(高かった)」。それは生産者だけの責任ではない。今日取り上げた事件はともにこのことをきっかけにしていた。

(秀)


第683話 〜2002/1/25〜

■怪しい通販

 今回は「怪しい通販(広告)」について。「痩せる」は十分怪しい。使用前・使用後の写真がどうも怪しい。指定された方法でうまく痩せる人も中にはいるだろう。しかし、大部分の人はうまくいくはずがない。そもそもダイエットを貫徹できるほどの意志があれば、ダイエットなど必要ない体型を維持できているであろうから。このためほとんどが途中で諦めるはず。例えれば、浪費癖のある人がそれを克服し、おまけに貯金までするような話だ。にもかかわらず、「誰にでも」、「自分でも」と思い込ませるところがすばらしい。もちろん、広告にそんなことは一言も書いてはいない。

 この手の成功者を登場させるパターンの通販は総じて怪しい。「喜びの声」なんて、私に依頼されれば、10や20、ちゃっちゃって書いてみせる。そもそも「喜びの声」の本人自体存在するのかすら怪しい。しかしそれ以上に怪しいのは「開運」系であろう。「お金がたまる財布」。中に仰々しい龍の刺繍が入っている。「恥ずかしくて人前では出せない→無駄遣いが減る」だったら面白い。ちょっとは当たっているかも。この他には、「菩薩様のペンダント」、「幸運を呼ぶペンダント」、「パワーストーン」、etc...etc...。

 「喜びの声」どころではなく、写真なんかも出ている。ベッドで上半身裸、横には綺麗なおネエちゃん、そして手には札束。「このペンダントを買って、仕事では成功するし、急に女性にモテモテでウハウハ」、なんてセンスの欠片もない、死語コピーも踊っている。その写真に出てくる男性はどう見てもモテそうではない。そこがミソなのだ。キムタクみたいな男性が「急にモテモテ」では有難味がない。それに傍にいる女性はキャバクラのおネエちゃんぽいし、多少金を出せばモデルクラブでレンタルできる。あんなページを作ることなど、ダイエットして使用前・使用後の写真を準備するよりはずっと簡単だ。

 いっそのこと、「このペンダントを買って、こんなに格好良くなりました」と、使用前・使用後でブサイクな男がキムタクみたいになった写真を見せるのはどうだろうか?。よく見たら、幸運のペンダントではなく、美容整形の広告だったりして。

(秀)


第684話 〜2002/1/28〜

■おせっかい?

 先週末土曜日に新たにパソコンを買った。ふらりと立ち寄ったコジ○電気で、液晶画面一体型のデスクトップパソコンが69,800円。コンパクトで、キーボード、マウスはワイヤレス、それにテレビチューナー付きでこの値段とあっては見逃すわけにいかない。テレビをフル画面で生じさせた様はまるで液晶テレビのようだ。一般的にこれは衝動買いと呼ばれるものだろうが、大変満足している。

 家に持ち帰るとそれをリビングのパソコンデスクに据えることにした。家族共用ながら、主たる使用者は妻用のパソコンである。ルータ経由でADSL接続のため、インターネットも快適である。当たり前だがこれまでそこに置いていたパソコンがあぶれてしまう。さて、どうしよう?。捨てるにはもったいないし、だいいち、捨てるのにもお金がかかってしまう。考えた挙句にマンションの階下に住むKさん宅に妻が電話をした。

 電話に出たKさんの奥さんは大喜びで、それをもらってくれることになった。数ヶ月前からそこのご主人がパソコンを買おうとしていた話を聞いていたが、まだ買っていなかったようだ。良いことをしたな、という反面、ちょっと申し訳ない気もした。本来ならご主人は新品のパソコンを買おうとしていたにもかかわらず、お古のパソコンをもらってしまったために、買ってもらえなくなったのではと。

 申し訳ないので、おせっかいついでに、もう一度電話をして、コジ○電気で買い得のパソコンが出ていて、それを買ってきたこと、あと3台残っていたので、入門用として買うなら、これがお奨めであることを告げた。約2時間後、Kさんの奥さんから電話が掛かった。「今行って、買ってきました。残り2台でした。ありがとうございました」と。声のトーンから喜んでくれているのは確かだが、他人様をも衝動買いに巻き込んだ我が夫婦の行動はおせっかいとして、反省すべきものか悩んでいる。ついでにお古パソコンの処分方法も。

(秀)


第685話 〜2002/1/29〜

■織原ちはる

 今クールのテレビドラマも3回分の放送が済み、今週4回目というのが多いようだ。今回もいろいろと見ているが、もちろん、ビデオに録るだけで一度も見ていないものもある。さて、どうなることやら。今クールは女性が主人公のドラマが多い。しかも恋愛をタイトルに冠してまでいる。「恋するトップレディ」と「恋ノチカラ」、「婚外恋愛」である。これに「初体験」も表現こそ違えど(ストレート過ぎ)、同じく恋愛ドラマだ。あいかわらず恋愛ネタは多い。男が主人公ではあるが、「ギンザの恋」もまた。

 「〜トップレディ」は中谷美紀(役名:織原ちはる)が亡き父親の後を継いで市長として活躍するドラマだ。2回目の放送でその選挙戦が登場し、早くもドラマの見所の一つは終わってしまった感。若い女性が主人公なだけに恋愛の匂いもあって当然だろうが、この設定だけでも十分なストーリーの素材となるにもかかわらず、わざわざタイトルに「恋する」と付けるほど欲張って、恋愛ネタに話を仕向けなければならないのかと多いに疑問が残る。相手(と思われるの)が柳葉敏郎というのも、ちょっとなー。

 しかし、中谷美紀のキャスティングは見事である。普段着感覚の市長を見事に演じている。当選後の初登庁の際も選挙期間と同様、いつもの様にジーパンに皮のロングブーツ、皮ジャン。そして冷え性のため、手には使い捨てカイロを握って仁王立ちになった彼女の姿は圧巻であった。パチ、パチ、パチ(拍手)。カイロを握らせる演出の細かさが嬉しい。友人役の山口紗弥加の演技もリアルで良い。ただ、毎回のドタバタは、エンディングが読める予定調和な作りであるため、これはいただけない。

 まあ、悪口もいろいろ書いたが、中谷美紀のリアルな演技は秀逸、好きなドラマであることは事実だ。ところで、恋愛ドラマに出てくる主人公のほとんどはその時点で恋人がいない。何故だ?。

(秀)


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