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25年くらい前だろうか?、テレビ放送され、高橋英樹が演じ、彼の代表作となっている。大名の子として生まれながらも、双子であったために、里子に出され、姓は日本一、名を桃太郎と名のる浪人として長屋に住んでいる。実はこの「桃太郎侍」、このテレビ放送よりも遙か前、市川雷蔵主演により映画化されていた。このときのストーリーはお家騒動のさなか、双子の若殿を桃太郎が助けるというのがメインストーリーだったらしい。テレビでもこの話は放送の最後の回あたりに登場している。
一方、ドラマの方は毎回お家騒動が起きるわけでなく、庶民を苦しめる鬼の悪役人を切っては捨て、切っては捨てのお決まりの時代劇だった。悪事の証拠を掴むと「許さん!」とカメラ目線で大見得を切って、今にも乗り込んで彼らを成敗しそうな勢いながら、その前に一旦家に帰って着替えて来ないといけない。夜討ちに行くにもかかわらず、「あの長屋のどこに隠してるんだ?」、と言うほどのとても派手な着物である。それに般若の面。それは着けてから家を出るのか、現地に到着してから着けるのかは分からないが、面は着けていないにしろ、派手な着物を着て長屋を出る時に長屋の住民に見つかったりしないのか?。それとも現地でこっそり着替えているのか?。
そして討入りの瞬間、鈴の付いた手裏剣が悪役の前に飛んできて、鼓の音が聞えて来る。連れて歩いているのか?。そして桃太郎はその音にあわせて、まず舞う。そこでようやく悪役が「何やつ?」と聞き返す。「桃から生まれた桃太郎」と答えて、般若の面を外す。ここまで、悪い奴らは彼に斬りかかってはいけない。また例の決め台詞、「一つ、人の世の生き血をすすり」、「二つ、不埒な悪行三昧」、「三つ、醜い浮き世の鬼を」、「退治てくれよ、桃太郎」と彼がそれぞれを言っている間は斬りかかってはいけない。お約束。
後は立ち回りである。見事な太刀さばきで、ばっさばっさとなぎ倒す。全員を斬り殺すと、最後に大きく見得を切ったような深呼吸をする。投げ捨てた般若の面を拾ってこっそり帰っていく姿も、想像すれば相当怪しい。
(秀)
サッカーワールドカップ開催まであと1週間あまりとなった。雰囲気は盛り上がっているのかどうか、微妙な感じ。まあ、日本戦となると、にわかにでも盛り上がることだろう。それにしても、前フランス大会からの4年間はあっと言う間だった。更なるアメリカ大会からは8年。あの「ドーハの悲劇」からは8年半も経っていることに改めて驚かされる。
ところで、日本が初めて出場した前フランス大会のことを皆さんはどのくらい記憶しているだろうか?。優勝国はフランス。これはほとんどの人が覚えているだろう。準優勝はブラジルで、3位はクロアチア。このへんになると結構記憶も怪しい(そもそも記憶していない人もいるだろう)。それでは、日本が一次リーグで戦った相手は?。アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカ。日本の戦績は0勝3敗、得点はゴン中山の最終のジャマイカ戦での1点のみ。
つらつらと書いていながら、私も資料に頼っている。記憶は戻りながらも、「あれ?」ということがあった。「一次リーグを突破して、トーナメントで中田(英)がPKを外して負けたんでは?」と思った。シドニーオリンピックでの記憶とごっちゃになっていたようだ。こうやって振り返ってみると、日本の実力は着実に向上しているのが分かる。
ところで、フランス大会に出場したときのメンバーを覚えているだろうか?。中田、中山、小野、川口あたりは思いつく。それに予選で大活躍の野人・岡野。三浦カズもいた。けど不思議とフォワードのもう一人を忘れていないだろうか?。「城」っていたよね。大会ではゴール前での決定力を欠きながらも、画面に映し出された彼の顔はにやけていて、大いに顰蹙をかった。それにもかかわらず彼を重用する岡田監督にもブーイング。何やら戦犯のような批判を受け、海外へ移籍したのは覚えているが、その後彼が現地で活躍しているとの話はとうに聞かない。
サッカーに詳しい、会社の先輩にそのあたりをメールで尋ねてみた。彼は日本に戻ってきて、現在は神戸でプレイしているらしい。いつの間にやら、こっそりか?。もはや日本代表には声も掛からない。ここにプロスポーツの厳しさがあるようだ。その先輩はマスコミのダメぶりも指摘していた。派手なポジションばっかりにスポットが当たりすぎ、正当な評価がなされていないという指摘である。
「大げさですがシュンスケと同じぐらい服部も取り上げないと。子どもたちはオフェンシブミッドフィールダーだけに夢を見てしまう。だめですマスコミ。(メールより引用)」、なのだそうだ。服部って誰?、と思っているあなた。ご心配なく。私もそんな選手が出場していることを知らなかった。ちょっと、注目してみようかな。
(秀)
最近、職場といわず、家庭といわず、私の周りで最も注目するテレビ番組はこれである。「ピタゴラスイッチ」。ご存知ない方のほうがきっと多いに違いない。最初は会社で「ピタゴラスイッチって知ってますか?」と聞かれたことに始まる。そう聞いて来た彼は最近休暇を取った時に昼間テレビを見ていて、見つけたらしい。早速その話を家人にすると、家人の方が詳しかった。
これはNHK教育の幼児向け番組である。午前中は週1回の15分放送とそれの再放送、それに5分ほどのショートバージョンが夕方に放送されているようだ。ビデオに録って見てみたが、とにかくおもしろい。この面白さを子供だけのものにしてしまうには非常にもったいない。そう思い、コラムで取り上げてみた。
オープニングは子供ペンギンのピタ君とゴラ君が主人公の人形劇。いつもこの二人(二匹?)の「どうしてタイヤキは全部同じ形なの?」といった感じの疑問に百科事典の百科おじさんが答えてくれる。「それは私の486ページに載っているよ」とおじさんが百科事典である自分の体を開いて見せてくれるが、決まって二人は「子供だから読めませーん」と言う。そこで、テレビの形をした犬のジョンが現れ、これまた体を使い、ビデオで説明してくれる。このジョンはとてもとぼけていて、最初にテレビのリモコンを忘れてくる。
子供番組に重要な体操もある。「アルゴリズム体操」。やるのはコメディアン「いつもここから」(絵を見せ、「悲しいときー」というネタを持っている)の二人。真面目な顔でいつもの通り、スーツ姿である。わずか1分程度の体操だが、その歌のメロディがコミカルで妙に頭に残ってしまう。視聴者からの要望からか、つい最近では体操の歌の歌詞が字幕で出るようになった。
「おとうさんスイッチ」のコーナーも面白い。素人の父子の二人が登場する。子供が手に持っている空き箱でこさえた「おとうさんスイッチ」のボタンを押す。「おとうさんスイッチ、”あ”」。するとお父さんは「あ」に関する動作をする。「あくびをする」、「あいさつをする」など。5個のボタンを押し終わると、子供が「良くできました」と誉めてくれる。このコーナーの後には「おとうさんスイッチのつくりかた」というコーナーが続く、空き箱に5つの言葉のスイッチを貼り、箱の横に曲がるストローをテープで貼る。無線のつもりらしい。できあがった箱には「おとうさんスイッチ」とマジックで書かれている。我が家にもこのおとうさんスイッチが現れたらどうしよう?、と毎晩悩んで帰宅している今日この頃である。
(秀)
from.カバティ
ウルトラセブンはウルトラマンに比べると、ちょっとマニア受けする要素があるような。私もマンよりはセブンの方が好きだ。蛇足だが、ウルトラ兄弟で最も好きなのはゾフィ。兄弟と言いながら、実は彼らは兄弟ではない。ウルトラの父と母の本当の子供はタロウだけ。まあ、義兄弟と言ったところか。たぶん、兄弟としてシリーズ化する意識が最初は無かったのだろう。だからセブンはマンと大きく趣を変えたデザインで登場したと思う。
セブンの胸にはカラータイマーがない。マンがゼットンにカラータイマーをやられた忌々しい記憶を持つ世代にはそれが印象的だったに違いない。それと、ウルトラアイ(変身のときに使うメガネ)による変身。変身時の画像は徐々にモロボシダンからセブンへと変わっていく姿が映像化されていた。それと、アイスラッガー。寝るときは邪魔になるので外しているのだろうか?。どこかチョンマゲっぽいし、投げた直後の顔は少々間抜けで当時の幼児達での笑いの対象であったが、何かの度にはアイスラッガーを投げるまねというのを僕らはよくやった。あのアイスラッガーは投げた後、きちんと元通りに戻って来る。ブーメランの原理かと思ったら、超能力でラジコンのごとくコントロールしているらしい。
当時、幼児向けの学習雑誌の付録にウルトラセブンの変身セットが付いていた。面とウルトラアイ、それにアイスラッガー。紙の面は目の部分に穴を開け、耳に輪ゴムで引っ掛ける。顔の凹凸など全く無視していて、ちょっと息苦しいし、喋りにくい。そしてアイスラッガーはちょうどそれがアジの開きのような展開図になっていて(正面部分には、まち幅がある)、切り取って裏面に糊付けし、貼り合わせたものを、面のアイスラッガー部分に引っ掛ける形になっている。その格好で、いくら格好良くそのアイスラッガーを投げてみても、戻っては来ない。慌てて拾いに行く。
その翌日、保育園でのお絵かきの時間にこの付録のアイスラッガーを思い出しながら、その展開図のままお絵かき帳に書いた。我ながら会心の出来。しかし、おばちゃん先生に「これは何?」と聞かれ、「アイスラッガー」と言って通じるわけもなく、とっさに「パン」と答えた。すると、おばちゃん先生は僕のお絵かき帳にその日の日付と「パン」と赤ペンで書き込んだ。
(秀)
私と甘納豆の出会いは駄菓子屋のくじ。詰め合わせになってデパートの地下あたりでも売ってそうな、ちょっと高級感のある感じの甘納豆であるが、かなり卑近な出会いである。逆に高級な甘納豆とは縁がない。そのくじというのは、一袋10円で、紙袋に甘納豆が20粒ほど入っている。おばちゃんに10円払って、厚紙に貼られたその袋を1つもぎり取り、急いで袋の中の紙切れを探す。赤い袋で、正面に顔のイラスト書かれていた。あいにく、そのイラストの詳細は失念。
当たりだと袋の中に1センチ×2センチ程度の紙が入っていて、それに等数が記されている。スカの場合は豆以外なにも入っていない。当たりの確率は10パーセントくらいか。特等から1等、2等、3等とまであって、その賞品は同じ厚紙に貼りつけられている大きな袋だ。中身はもちろん甘納豆。袋がでかい分、中身も多い。それに、特等の場合はおまけにおもちゃ(ちんけな駄玩具だが)も付いて来る。
その後何度か探してみたことがあるが、東京近郊ではついにこの甘納豆くじにはお目に掛かれていない。私が生まれ育った地元でも現存しているのかどうか?、いつも通っていた駄菓子屋も無くなってしまい、確認できていない。同じ様なもので、麦チョコ版のものが売られているらしいことを本で見たことがある。甘納豆に比べるとずいぶんチープな気がする。
何袋か買って、パラパラと豆を一つの袋にまとめる。すべてがスカだとちょっと残念だけど、単に射幸心だけでなく、純粋に甘納豆が食いたくて買っていたようだ。だから今は、スーパーで買ってきた甘納豆を摘みながら書いている。
(秀)
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