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カラオケの1曲目は極めて重要である。特に初めて場を共にする人達との場合はさらにその重要度が増す。イントロが流れ、マイクを掴んだ瞬間にセンスが査定されてしまう。「何を歌ったか?」、「誰の曲か?」というのは人々の記憶にとどまリ易い。ただ、曲名よりも歌手の名前が覚え易いので「サザンの曲を歌った」、「B'zの曲を歌う人」として記憶され易い。そしてこの人達は「サザンな人」、「B'zな人」となる。さあ、みなさんも今日から「○○な人」という呼び方を広めよう。「な」というのが大切。「の」では「B'zの人」ということで、この世に2人しか存在できなくなってしまう。
ただよく分からない用例も出て来る。「モーニングな人(モーニング娘。のこと)」、「タンポポな人(一般名詞すぎてわからん)」。佐藤や鈴木ではインパクトに欠けてしまう。「GLAYな人」はいつも悪いことをうまくやっている怪しい人になってしまう。
かつて新入社員当時「スーダラな人(「植木な人」とは言わない。ましてや「クレイジーな人」は...)」だった私も数々の変遷を遂げ、ちょっと前は「L'Arcな人」であった。しかし、中には私のことを「Misiaな人」と誤解している人がいる。1度しか歌ってないのにそう記憶されてしまうということは、そのぐらい最初のインパクトが重要なことを証明している。
以前一緒に机を並べて仕事をしていた(別に机を並べるのが仕事ではない。念のため)女性が「ハクション(または、大魔王)な人」だった。「ハクション大魔王」の歌を自ら歌ったのである。それからしばらく後、彼女は「私モデルになります」と告げ、派遣契約を終了し、パリへ飛び立って行った。
(秀)
以前、テレビのコントで大笑いしたものがある。それを文章でどこまで伝えきれるかという実験を今回は試みたい。ゆっくりと場面を想像しながら読んでもらいたい。
設定は大学の心理学の研究室。教授が何人かの学生を相手に、ビデオを使い、2つの研究事例を紹介する。まず、最初の事例。双子の兄弟が登場する。この2人は壁を隔てて隔離されているが、一方が腹痛を起こすと、もう一方も同じように腹痛を起こす。逆の方が頭が痛くなると、同様にもう一方も頭が痛くなる。「このように、双子には科学ではなかなか説明が困難な相関関係があります。分かったかな?」。
続いての事例は先程の双子の男達とは別の1人の男が密室に閉じこめられ、外から鍵が掛けられる。男が壁を見ると、そこには「押してはいけません」と書かれたプレートとボタンがある。「さあこの後、この男性はどういう行動を起こすでしょうか?続きを見てみましょう」。しばらくすると、被験者の男は周りを気にしながら、そのボタンを押した。ボタンはダミーで押しても何の変化も起こらない。
「さて、この実験から導き出されることはどういうことですか?はい、そこの君」。指名されたバカ学生は次のように言う。「後から出て来た男も双子」。他の学生の笑いの中、「いったい、君は何を見てたんだ」と教授が怒る。
次の瞬間、画面は軍事施設の司令室に変わる。そこには羽交い締めになった、軍服姿の男がいる。「ダメです。そのボタンを押してはいけません」。周りの制止を振り切り、ドクロマークのついたボタンを押した軍服の男は、先程の被験者と同じ顔をしていた。次の瞬間、次々にミサイルが発射されて行く画面でコントは終わる。
(秀)
西城秀樹が「秀樹カンゲキ〜」というCMをやるもっと以前の話。「オリエンタルカレー」というカレールーが販売されていた。レトルトカレーとしてようやく「ボンカレー」が出た頃かと思う。そのオリエンタルカレーにはキャラクターがいた。イラストで描かれたコックさんである。このコックさんのイラストが妙にリアルすぎると「グリコ ワンタッチカレー」になってしまう。冒頭の「ハウス バーモントカレー」の影響も少なくなかっただろう。しばらくしてオリエンタルカレーは店頭から消えてしまった。
さて、そのオリエンタルカレーであるが、そのコックさんをヘッドにあしらったスプーンが我が家にある。実家から持ってきたものであるが、そもそもの入手の記憶がない。かなり以前に兄に聞いたところによると、近所の肉屋で、くじに当たってもらったものらしい。物心ついたときから20年あまり(しばらく実家に置きっぱなしで使っていない)愛用していた。そして今では、このスプーンが懐かしいおもちゃやグッズを扱う店で2,800円で売られていたらしい。
そしてそのスプーンのレプリカが池袋サンシャインの「ナンジャタウン」の中の駄菓子屋で売られている。こちらは300円。早速買い求め、新旧を並べてみたが微妙に口の形や帽子の形が異なる。自分が持っているオリジナルスプーン以外にレプリカの原型となったスプーンが存在するのであろうか?なんとも悩ましい。
(秀)
※オリエンタルカレーは現在も存在しています。詳しくは、
http://www.oriental-curry.co.jp/を参照下さい。
コックさんのイラストやスプーンのデザインも確認できます。
←スプーンの写真
from.莉香さん
田舎ではウォークマンが売れない。人が少ないからではない。電車に乗らないからだ。「これは電車がない」の不幸その2である(詳しくは第1話参照のこと)。それでも誘惑に駆られてお年玉なんかで買ってみる。けどそれをどこで使うかというと結局は家の中に行きついてしまうのだ。彼らの主要交通手段が自転車だからしょうがない。歩きながらウォークマンを聞いてる人は周りから奇異の目で見られる。ましてや交通手段への乗り継ぎなしに、ひたすら歩いて目的地に行くことなどほとんどない。もし近距離なら、ウォークマンはいらない。学校に持っていって友達に自慢しようにも、先生に見つかれば、即没収である。よって、家の中で使うことになってしまう。
となると、今度はヘッドホンのせいで「どうして呼んでも返事をしないんだ」と親父やお袋に怒こられてしまう。そのうち電池代が続かなくなる(当時は乾電池)。そして、ウォークマンを買うような人はテープを作るためにラジカセやコンポを持っているか、あるいは買おうと強く思っている。というわけで、田舎のウォークマンは日陰の存在に追いやられてしまう。
品川のオフィス(ソニーのこと)にいてはこんな状態まで分かるはずもないだろう。「購買力がない」、「音楽に関する興味が低い」という結論は誤りである。電車がないから売れないのだ。同様の理由で田舎のKIOSKは寂れている。
(秀)
from.それいけぴょんた
超合金というと「マジンガーZ」というのがオーソドックスだが、女性には馴染まない話なので今回は「ロボコン」の超合金についての話。ロボコンがTV放送されていたのは25年も前のことらしい。ロビンちゃん役の島田歌穂は当時10才だった。ロボコンの居候先のお母さん役は加藤みどりだ。サザエさんの声をやっている声優である。
アウトラインはそのくらいに。先日、下北沢の懐かしいグッズ屋に行ったら当時のロボコン超合金の完品がなんと15万円で出ていた。2〜3年前は半額以下だったはず。リバイバルの影響だね。ところがそれと同じものがこのほど復刻され、現在3,600円で売り出されている。この差はいったい何なんだろう。ついでにまわった店では丸美屋のロボコンふりかけの缶が6,000円で出ていた(中身の有無は未確認。これも3年前は中身有りで4,500円だった)。
松戸駅に隣接する「東京ガリバー」という一見ゲームセンターがあるが、ここの地下1階はオタクスポットである。アニメ・フィギュアと、ちょっと避けたくなるようなところである。そんなのはどうでも良いが、ここには石ノ森章太郎のスペースがある。極めつけは仮面ライダー新1号のマネキン(正しくはマネキンがライダースーツを着ている。本物)と新サイクロン号(実車)。そして最近は先代ロボコン(本物)が展示されている。
(秀)
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