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第1241話 〜2005/10/20〜

■たまぴっち

 私の記憶が確かならば、8年前の話になる。ということは最初のたまごっちからは9年ということか。たまごっちの品不足は深刻で、似たような偽物は出るし、秋葉原などでは5千円とか1万円とかの値段が付いてもいた。そんな間隙の中、たまごっち付きのPHSとして登場した、たまぴっち。

 面白い発想ではあるが、冷静に考えてみれば、どうして電話機にたまごっちが付いている必要があるのか悩ましい。しかしながらそんなことは考えもせず、わが家人はこのたまぴっちを買った。ちょうどまだ、たまごっち品不足のタイミングであったため、家族そろって小さな液晶画面を覗き込む。「ほらほら、見て見て」。

 最初は物珍しさも手伝い、熱心に世話を焼いていたようだが、間もなく一通り、たまごっちは育ってしまい、終わってしまう。もう一度最初から育てるようなものでもない。途端にそれは単なるPHSでしかない。しかもめったに鳴ることのないPHSである。やがてほとんど使用しないため、PHSは解約し、たまぴっちは子供のおもちゃとなった。しかし、それもほとんど間が持たずに飽きられてしまう。

 発想は面白かったが、その後が続かない。たまごっちをやり終わった後の楽しみがない。しかしこのスピリットは今のiモードでのゲームに引き継がれているような気がする。ただコンテンツが取り替えられ、選べるかどうかの違い。この違いが重要なポイントかもね。

(秀)


第1242話 〜2005/10/25〜

■ニッポン放送1242

 せっかくの第1242話なので、その数字にちなんでニッポン放送の話題について書こう。私が生まれ育ったところは日本のだいぶ西側でニッポン放送は直接ではなく、地元の放送局からの中継で聞くのが主だった。「オールサイトニッポンという深夜放送がある」といいうことを初めて聞いたのは子ども会でのキャンプの夜だった。「それなら起きていて聞いてみよう」とその夜がんばってみたが、小学生には厳しかったようで、その放送を聞くことなく、寝てしまった。

 その後、オールナイトニッポンが話題となったのは中学に入ってからで、土曜日深夜の鶴光のオールナイトニッポンが面白いというので、翌日が休みであることも手伝って、ようやく聞くことが出来た。面白かった。学校でも前週末の放送が会話の話題にもなった。途端に他の曜日はどんなパーソナリティーが担当しているのか気になり、眠い中、布団にもぐってイヤホンで聞いたもんだ。

 やがて雑誌等により、いろいろな情報に接する年頃になってきた。「ラジオっ娘」という三人組がいるらしい。彼女たちのラジオ番組が一部で話題になっているらしい。しかし、その番組を地元の局はネットしていない。それでもどうしても聞いてみたいため、ラジオのダイヤルを1242付近に合わせてみた。当時は周波数をデジタル表示するチューナーではないため、メモリを見ながら針を合わせていく、しかしこれが結構アバウトだったりする。それらしい音は聞こえてくるのだが、それ以上に韓国からの放送を拾ってしまい、なかなか目的の音声を聞き取ることが出来ない。聞き耳を立て、ちょっとしたスパイ気分だ。やがてラジオっ娘の番組は金曜日のオールナイトニッポン枠に移動し、全国ネットされるようになった。このときはうれしかった。

 ビートたけしのオールナイトニッポンはこれよりも若干前になる。記念すべき一回目の放送から聞いた。枕元にメモを置いて、面白い話をメモしていたが、朝になるとそのメモは全く面白くなかった。やがて、オーディオタイマーとオートリバース対応のラジカセを用いることで、二時間の放送をまるまる録音することに成功した。これは自分的には随分画期的なできごとだった。この他にも、大学卒業までに、中島みゆき、デーモン小暮、所ジョージ、とんねるず、タモリ、松任谷由美、ラジオっ娘、伊集院光などのオールナイトニッポンを聞いた。

 夏場は野球中継で夜の放送の多くを取られてしまうが、そのシーズンが終わった頃になるとゴールデンタイム頃からいろいろと放送が始まり面白く、これもまたラジオの楽しみ方の一つだった。今ではオールナイトニッポンもずいぶん早い時間から始まっているらしい。嗚呼、わが青春のニッポン放送、1242。

(秀)


第1243話 〜2005/11/4〜

■ずるい総理

 小泉総理はとてもずるい男だ。「私の在任中は消費税は上げません」と受けの良いことばかり言って、そのうらで国債発行による財政赤字幅を大きく拡大させた。ついでに野党も腰抜けだから、「消費税を上げます」と公約して選挙で戦う訳にもいかず、逃げている。事態は時々刻々暗転し続けている。景気が回復して税収が増えれば何とかなる水準ではもはやない。まさに待ったなしの状態でありながら、小泉総理は問題を先送りにしている。残されたポスト小泉と国民には全く迷惑な話だ。

 例えれば、40万円の収入で62万円の支出をしている状態である。しかも借金を返すための借金。普通の家庭なら支出を減らそうとするだろうが、この多くは食費(公務員の人件費)と借金(国債)の返済であるため、大幅な削減は難しい。そうなれば収入を増やすしかない。しかも借金ではなく。

 たとえサラリーマン増税になっても、私は払う覚悟がある。もはや将来にわたって借金を増やすぐらいなら、その方が良い。先送りすることで良いことなど何一つないから。ここがうまく行かない限り、最終的に年金に税金をつぎ込むなどの解決もできない。

 消費税の値上げもやむを得ないと思う。ただ、それと合わせて所得税減税を行って金持ちの税金を大幅にまけてやるようなことさえしなければ。確かに多くの人の生活は苦しくなるだろうが、それで飢えるまでのことはなかろう。かつて貧しかったけど、心は豊かだった時代に学ぶべきだ。本当に痛みを伴う時代はこれからやってくる。

(秀)


第1244話 〜2005/11/14〜

■アルファード

 もし今、車を買うとしたら、迷わずトヨタのアルファードを選ぶ。ジャンレノがCMしている大型ミニバン車である。後部座席ながら足を伸ばして広々と乗れるところが良い。家人に運転させて、私は後部座席で足を放り出してふんぞり返りたい。しかし、ただそれだけの理由で300万円もする車をいくら私でも衝動買いするわけにはいかない。

 それでもやはり気になるため、ディーラーに行って、後部座席でふんぞり返ったり、運転席に座ってみたりもしている。4歳の次女はディーラーが大好きで休みの度に「アルファード行こう、アルファード行こう」と私をせかす。最近のディーラーは子供が遊べるスペースがあって、お土産にお菓子やプレゼントがもらえるからであり、彼女はアルファードにはほとんど興味がない。

 私の近所でアルファードを扱っているディーラーは3社、5営業所ある。全部行って、見積もりを作ってもらうなどの、一通りの商談を済ませ、「検討してきます」と言って帰っている。欲しい気持ちはあるが先立つものがない。買えないのに何度もディーラーに通うわけには行かず、ついに行けるディーラーがなくなってしまった。娘の「アルファード行こう、アルファード行こう」という誘いに、行けない理由をまともに答えることができない状態である。

 私の場合、本当に欲しいものであれば、三日と待たずに買ってしまっている。支払いなどについては買ってしまってから悩むことにしている。アルファードは非常に良い車であるが、買ってしまうとそれが人生の頂点となって、後は下り坂という感じになりそうなことが心理的なブレーキになっている。それと外観のデザインがどうも都会的でない。無骨で精悍さに欠け、ゴテゴテしすぎている。まあ、そこが良いのだろうが、田舎の成金親父が好みそうな感じだ。だったら成金親父になったときに買うとしよう。

(秀)


第1245話 〜2005/11/25〜

■姉歯のごまかし

 マンション強度偽造の事件であるが、マスコミは姉歯氏と現時点で敬称を付けて呼んでいる。とんでもない話だ。あんな奴、呼び捨てで良い。カメラの前で話をしているが、詫びている雰囲気が全くない。どこか他人事のような語り口で見ている方もあきれてしまうし、嫌悪感さえ起きる。それにしても、建設会社が強度不足を何故見抜けなかったかも不思議でならない。

 姉歯がごまかしているのはマンションの強度だけではないような気がする。あの髪型、特に耳の辺りと後姿が変である。ヅラである可能性が高い。一事が万事。インタビューでの反省感のなさは、ごまかすことが日常となって、感覚が麻痺していたのではなかろうか。マスコミには本人へのインタビューでこの頭髪疑惑についても追求をして欲しい。

(秀)


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