・
・
私の独自の調査によると、タカラ(現タカラトミー)の億万長者ゲームのテレビゲーム版でない、アナログ版はボードゲームで3種類、カードゲームで1種類存在する。昭和40年代後半に登場し、当時、人生ゲームとあわせてボードゲームランキング(そんなもんが実際に存在したかどうかはさておき)の一角を占めていた。ちょっと危うい記憶であるが、人生ゲームの方が100円高かったような気がする。
どちらかというと人生ゲームの方が人気で、そちらの方が売れていたことは、人生ゲームがその後も姿を変え、長く販売されていることからも推測される。それに引き換え、ボードゲームタイプの億万長者ゲームはモデルチェンジを行うものの、最初のパッケージを上回ることはできずに、気がついたときには販売を終えていた。あいにくそれがいつだったのかは確認できていない。
ボードゲーム版3つのタイプとは、まず最初が世に知られているパッケージである。ビルを建て、産業スパイが暗躍するおなじみのものだ。それがやがて簡易版に変更され、パッケージは2色印刷、ボード自体も随分地味なものに成り変ってしまった。コストダウンは図れただろうが、世にあまり知られていないところから判断して、売上もダウンしてしまったに違いなかろう。
そして最終版は「億万長者ゲームDX」となる。その名の通り、パッケージも豪華に戻った。そして、ゲームの中身は従来の内容から大きく変化した。従来の都市にビルを建てていくスタイルから、業種を指定して会社を所有し、世界市場に進出していくスタイルへと変わった。それは同社の「社長ゲーム」の焼き直しである。アイテムが少々違うが、構成は全く同じであった。このとき既に社長ゲームは販売を終了していたようだ。
というわけで、私はこれら3つのボードタイプの億万長者ゲームを所有している。最初はかつて持っていた最初のパッケージをネットオークションで買おうと思ったことに始まり、この3つのパッケージの存在を知って、3つを購入するに至った。同様にカードタイプについても存在は確認できたが、うっかりミスで落札を逃してしまって以来、再度の出品を目にしていない。
(秀)
MDコンポを買ってから10年。もはやそのコンポは手元にないが、それ以来、100枚を越えるMDが手元にある。シングルCDをレンタルで寄せ集めて「シングル・コレクション」と名付けたMDも多い。枚数はさておき、レンタルCDを利用する人は同様に相当のMDを所有しているのではないかと思う。以前にも当コラムに書いたことだが、世間ではiPodをはじめ、デジタルオーディオプレーヤーが花盛りの今日、このMDをどうしようかという問題があった。
これまでも自分なりにMD→PCへのダビングをやってみたが、1枚のMDを処理するのに2時間近く掛かる。曲のタイトルを調べて入力するなど、シングルではかなりな労苦になる。実際に聞いてみて、誰が歌っているのかさえ分からない(特にグループは名前が思い出せない)曲さえ出てくる。
一方、コンポではHDD内蔵の製品があって、あわせてMDドライブを持ったものではMD→HDDへのダビングが可能である。これで何とかデータの移行はできるが、そもそもそのコンポの値段が高いことと、ダビングした後に曲のタイトルを調べて入力するなど、新たな問題も出てくる。何度もこのコンポを買おうと思ってはそれを打ち消す毎日だった。
しかし、同様のニーズを持っている人は多いはずで、探せばそれに対応した商品は存在していた。偉いぞソニー!。MDウォークマンの最高機種でMD→PCへのダビングがデジタルのまま(無劣化でしかも速いということ)で可能で、曲のタイトルもダビングした先のPCのアプリがネット経由でデータの波形から探して自動入力してくれる。ついでに音も格段に良いらしい。これは史上最高のスーパーウォークマンだ。ウォークマンと思うと4万円弱と高価であるが、これは買わねばなるまい。
何しろ高額ながらも人気商品ということで、巷では売り切れ続出、取り寄せとの情報をインターネットで知った上で、会社の帰りに量販店に行ってみた。店員に展示場所へ案内され、「ただ今品切れで、2週間程お待ちいただくことになります」と言われた。覚悟はできていたものの、物欲が高い位置で揺れている状態では、それなりにショックはある。せめては展示機に触れ、心を落ち着かせようとしているところに別の店員が現れ、「何か御用はございますか?」と聞く。「人気商品なので取り寄せになるんですね」と応えると、「少々お待ちいください」と言って、「1個あります」と在庫を探してくれた。
早速家で使ってみる。MD→PCへの転送時間は実演奏時間の約4分の1といった感じ。曲のタイトルも3%くらいの間違いがある(シングルに弱いようだ)が自動検索入力はすこぶる便利だ。欠点はファイルサイズがCD→PCのときに比べて約2倍と大きいことくらい。しかしこれも便利さからみれば大した問題ではない。
1時間に処理できるMDは約3枚。昨日はちょっと夜更かしをしてしまった。ちまちまと秋の夜長にダビングしながら、この10年のヒット曲を振り返り、記憶の整理なんてのをやってみようかと思っている。
(秀)
今日は会社の帰りにお通夜に行ってきた。普通なら社員の御尊父や御母堂ということだが、今日は一緒に仕事をしてきた人、本人である。会社こそ違うけれど、グループ会社の先輩としておつきあいいただき、お世話になった。ここ数年はお互いの異動によりつきあいも途絶えていたが、その間に入退院を繰り返されていたようで、そのような状況は全く知らなかった。そして訃報が突然メールで届いた。遺影を前に「本当に亡くなったんだ」というのが正直な思いだ。そして日常では遠かった死をちょっと身近に感じる。
私は人は死んだら全てそれでおしまいで、あの世の存在なんか信じていないし、霊の存在も信じていない。だから、「ご冥福を」なんて口では言ったりしても、本心ではあの世での幸せなどそもそもが存在しないと思っている。それでも通夜や葬式に駆けつけるのは故人への感謝の清算だという位置付けだ。
このような死生観のため、自分の場合はできるだけ子供たちには迷惑を掛けたくない。子供の世代ならまだしも、会ったことのない子孫に会ったことのない先祖として迷惑を掛けるのが忍びない。「墓や仏壇はいらない。散骨してくれて構わない」と明言している。さらに通夜や葬式もなくて良いとさえ思っている。ただ、参列者が私に別れを告げる儀式を望むのならやっても良いかなと思うが、そのとき私の存在は無くなっている訳だから、私のためなら意味が無い。
もし通夜や葬式をやるんだったら、その日の土産に参列者には私が書いたコラムの本を渡すことにしよう。けど遠路はるばる来ていただくのも恐縮だから、インターネット葬式ということで、祭壇のURLをメールで送るというのはどうだろうか?。香典は銀行振込で。
辛気臭い別れはいかん。合掌。
(秀)
私が初めてカラオケに接したのは、父が聞いていたラジオから流れてくる音楽だった。社会的な認知度はさておき、既にカラオケという言葉はあったようだが、そのラジオ番組には「歌のない歌謡曲」というタイトルが付いていたと記憶している。それから父は何枚かのLPレコードを買ってきて、歌のないその曲にあわせて鼻歌をよく歌っていた。現在のカラオケと決定的に違うのはボーカルの部分がサックスやピアノで奏でられていることと、曲のアレンジが異なっていて、歌うための曲ではないことだ。昭和50年代の初頭の話である。
自分がカラオケで歌を歌うようになったのは大学に入ってからで、昭和60年となる。大学の側にある焼き鳥やなどで1次会を済ませ、2次会はカラオケの歌えるその店とほぼ決まっていた。歌うならこの店、といった感じだった。「のっぽのっぽ」というその店の店長は北の湖に似ていた。収容店員は50人くらい。歌いたい曲を本から探し、曲番号をメモしてカウンタに出す。こじんまりとしたステージがあり、イントロを聞いて自分がリクエストした曲をこのステージで歌う。
カラオケボックスなるものが既に存在していたかもしれないが、私が利用するカラオケは酒を飲みながら歌うところで、小さなスナックやクラブにしろ、はたまた豪華なステージを構えた店にしろ、一般の客の前で歌うスタイルだった。だから混んでいるとなかなか自分のリクエストした曲が流れてこない。
カラオケボックスなるものに接するようになったのは会社に入ってからのことなので、時代は平成となる。逆にこのボックススタイルが増えることで、ステージで歌えるような店はなくなってしまった。このように私の体験によるカラオケは昭和のステージと平成のボックスという風にここに大きな境目がある。
(秀)
就職した当時の私の体重は50キロ。ガリガリで、スーツのズボンは、Mサイズのものをウエストを3センチ詰めてもらっていた。そんな体型がしばらく続き、結婚による幸せ太りもないまま20代を過ぎたが、30歳になった頃に一波来た。数年掛けて5キロ太った。35歳を過ぎてさらに一波。健康診断の「高脂血症」の文字を見て後、10キロ体重が増え、今では65キロを超えるに至った。
世間で話題のメタボリック症候群である。ウエストも基準の85センチあたりである。体脂肪率などの判断基準も合わせて判断すると「普通」から「肥満」へと足を踏み入れてしまっている。基礎代謝の量が減ったにも関わらず、若いときと同じような食事のため、カロリーが余っているに違いない。着やせするタイプで、服を着てればあまりそう目立たないのが多少の救い。しかし、衣替えの度にズボンが合わなくなるのには困ってしまった。
痩せようと思っても根が怠け者なので効果がない。内臓脂肪は有酸素運動でないと燃焼されないため、ジムのトレーニングでは筋肉は付くが、内臓脂肪は思ったほど減らないらしい。筋肉が増えれば基礎代謝量が増えるが、苦痛を伴うので、この手のダイエットなんかきっと続かないだろう。
できれば金を掛けずに楽して痩せたい。そこで乗馬タイプの電動器具によるダイエットに挑戦することにした。本家の「ジョーバ」は約10万円と高いが、同じような「ロデオボーイ」は2万円程度で買える。テレビを見ながらこれにまたがり、ウエスト周りが痩せないかな、と思っている。しかし、これもできるだけ安く買いたいのでネットオークションで買うことにした。
新品、中古と結構多くのロデオボーイが出品されていた。そんな中から、値段が手頃で出品元が近いものを落札した。25キロの代物である。送料も馬鹿にならない。車で取りに行けるところを選んだ。しかし、この直接取りに行く理由はこれだけではない。出品者に会いたいのだ。取りに行った際、出品者が私よりも太っていたとしたら、この器具の効果は期待できないわけだ。
(秀)
・
・