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第351話 〜2000/9/25〜

■天気の挨拶

 日曜日に予定されていた、小学校の運動会が雨で順延となった。ところで、運動会の時の校長先生などの挨拶に天気のことが話題が出て来る事がある。例え、どんよりと曇った空でも、「暑くもなく、寒くもなく、運動するには丁度良い天気です」と。ものは言い様である。

 同じような天気の話題は結婚式の披露宴にも登場する。晴天の時には、「二人の門出を祝福するような天気です」となり、雨の日は、「雨降って地固まる、と言います様に...」となる。ようは、どうでも良いのだ。

 さて、中には困ったものもある。前日までの雨が、一転、見事な晴天となった場合にそれを子供達の行いが良かったからと言う校長がいる。「昨日までの雨も、皆さんの日頃の行いが良かったので、こんな良い天気になりました」という具合である。日頃の行いで天気が左右されるというなら、つい先日東海地方で集中豪雨による被害を受けた人々をどう説明するつもりだろうか?。こうして、非科学的な人間が教育の場で生産されているんだな、と思う瞬間でもある。

(秀)


第352話 〜2000/9/26〜

■正しいクレームの入れ方?!

 先日の飲み会での事、隣の課の課長が「昨日、部長が食べようとした、○○(インスタントカップラーメンの商品名、伏せ字)にゴキブリ入ってたって、今朝からメーカーにクレーム入れてたよ」と言った。あらましをまとめると、
 ・部長は昨晩、行きつけの飲み屋で非常に腹が減った。
 ・飲み屋の店員にコンビニまでカップ麺を買いに行かせた。
 ・いざ、フィルムを破り、フタを開けるとゴキブリが入っていた。
ということである。ゴキブリは見事にフリーズドライされていたらしい。

 雪印牛乳の食中毒事件以来、他のメーカーでも異物混入や自主回収騒ぎの報道は後を絶たない。本当のところは事件が増えたのではなく、これまで表面に出て来なかっただけで、状況はこれまでとあまり変わっていない様な気がするのだが。今回の件では、メーカーがその商品を購入したコンビニに実際に出向き、製造ロットを確認して製造過程を調査し、回答すると言ったらしい。たかだかカップ麺ごときであるが、商品に印刷された製造ロットナンバーから製造工程が追えるシステムに、当然の事なのだろうが、ちょっと驚いてしまった。

 食品会社に限らず、相手の不手際に対してクレームを入れる際にやってはならない事がある。相手は毎度の事で慣れたものであろう。あまり強気で臨むと足元をすくわれかねない。映画「ミンボーの女」でこんなシーンが出て来る。「誠意を見せろと、おっしゃってますが、その誠意とは具体的にどうすれば良いのでしょうか?。お金ですか?」。もし、電話の向こうでこんなことを言って来たからといって、例え少額でも金銭の要求をしてはならない。例え、ものごし柔らかに話していても金品を要求した時点で、恐喝になってしまう。それと、相手の生命や身体に危害を加えるかのような発言は脅迫になってしまう。電話の会話は録音されていると思うべし。

(秀)


第353話 〜2000/9/27〜

■文房具屋

 学校のそばに文房具屋があることが多い。私の観察によると、小学校の場合は特にこの確率が高くなる。私の通っていた小学校の正門付近には3軒もあった。校内では休み時間に購買部も店を開くというのに。しかし、それ以上に私がひいきにしていたのは通学途中にあった店である。ちゃんとした店の名前があるにもかかわらず、店には大きな「ぺんてる」の看板があったので、誰もがその店を「ぺんてる」と呼んでいた。中にはそれが本当の店の名前だと思っていた子供もいたかもしれない。今もあの看板が残っているのならば、その店は相変わらず、この名前で親しまれているに違いない。

 私の子供達が通う小学校の角にも文房具屋がある。小学校の名前に「堂」を付けた店名で、小学校のお陰で食べていけてるに違いない。旬をめがけて店の窓にいろいろと貼り紙が貼り出される。「名前札 90円」、「紅白帽子」、「なわとび」、「ノートあります」、などなど。「ノートあります」とはあまりにも当たり前すぎるが、いざ、学校から指定されたマス数のノートを買うのは結構大変なことである。スーパーで買おうとしても、子供が肝心のマス数を覚えていなかったりする。学年が進級した直後は特にこの確率が高い。こんなときはこの文房具屋が重宝がられるときだ。「○年の国語」、「□年 算数」と言うだけで、間違える事なく即座に買える。もちろん、子供にも分かりやすく内税。

(秀)

from.みきさん

第354話 〜2000/9/28〜

■7,000円パソコン

 自宅のパソコンが壊れた。コラムどころではない。しかし、こうして今日もコラムは届いている。別に我が家のパソコンは1台というわけではない。今回壊れたのは以前使っていた自作パソコンであった。症状から判断してマザーボードがいかれたご様子。自作ならではの強みでパーツ交換で対応しようかと思い、その気になって秋葉原を散策したが、何分古いマシンなので一向に条件に合ったものが探し出せない。入手しやすい新しいものとなると、CPUもメモリも買い換えねばならず、一気に3万円規模の出費となってしまう。

 ところが、秋葉原というのは面白い街である。中古でマザーボードを探そうと「中古」と看板のあるところを転々とし、遠くに見えた「中」というのぼりにつられてそっちへ向かえば「中華料理」だったりもしたが、いくつかの店で数年前のパソコンが1万円くらいで売られているのを発見した。噂には聞いていたが。そこで、方針転換。数年落ちのパソコンを買って、壊れたパソコンのパーツと合体させることを思いついた。そして選び出したのは、「IBM PC330」。Win95がリリースされた直後頃の機種だと思う。今となっては非力なCPUだし、HDDの容量も小さいが、手持ちのパーツと換えれば、10万円クラスのパソコンのパフォーマンスが期待できそうだ。値段は税込み7,040円。

 エアーキャップ(別名:プチプチ)にくるんでもらって電車で持ち帰ったが、その状態でコラムを書くことは出来ず、家に着いたら、夕飯もそこそこ、パーツの取り換えとOSの設定で疲れてしまった。できあがった最強の「PC330」に満足。おかげで、コラムどころではなかった。

(秀)


第355話 〜2000/9/29〜

■飯島直子に叱られる

 10月1日は5年に1度実施される「国勢調査」の日である。みなさんのところにも調査用紙が配布されているに違いない。5年に1度なので、前回の様子は覚えていないが、実に質問の数が多く、そして細かい。漠然とした、「日本の人口はどれぐらい?」という感じの調査とはあまりにもその差は大きい。住居の広さや勤務先名称、指定された1週間内に収入を得る労働をしたか?、内職従事者は具体的な作業の内容まで例示し、その回答を求めている。

 会社でもこの調査が話題になった。「大変だよねー」、「みんなちゃんと書くのかな?」。「もし、あれ出さないとどうなるのかな?」という質問に、私は「飯島直子に叱られる」と答えた。叱られてみたい気もするが。彼女が国勢調査への協力を求めるポスターが駅などにデカデカと貼り出されている。しかし、協力しない人も実のところは多いのではなかろうか?。用紙の配布と回収は原則手渡しということになっているようだが、何度行っても留守の一人暮らしの部屋というのが都会には相当ありそうだ。

 毎回調査にはどのくらいの費用が掛かっているのだろうか?。配布・回収の人の手間も大変に違いない。また、集まった用紙を集計したりするのも大変だろう。ところで、この国勢調査を担当する公務員の人々はこれ以外の期間何をしているのだろうか?。オリンピック選手のように、次の国勢調査を目指してトレーニングに励んでいるはずはないし。ついでに選挙管理委員会も普段は何をしているのかも知りたい気がする。日本の人口や生活の実態の調査よりもこちらが気になって仕方ない。

(秀)


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