\
\
客観的に観察してみると、プロでもないのに毎日コラムを書いている人なんか相当変な人間である。まっとうな仕事し、人並みの生活をしているとは到底思えない。それでいて、テレビが大好きでドラマなんか欠かさずビデオに録ってまで見ている。そして、日々のコラムは家族に隠れて書いている。
実は(秀)というネームは個人のものではない。藤子不二雄のように合作のペンネームである。たまにメルマガの配信やホームページの更新が遅れているのは、その日の分のコラムが書き上がっていないのではなく、担当者が自分が当番であったことを忘れていたからなのだ。
(秀)はずっと、一人だと思っていた人、ちょっとがっかりしたかな?。日々のコラムは各得意分野ごとに担当を割り振っている。このコラムを書いている私は490人目のゴーストライターで、担当は「フィクション」。なーんて話、あなたは信じるかな?。来年のエープリルフールまで取っておけそうもないのでリリースした。
(秀)
「ゴールデンウィークって英語で何て言う?」。オフィスでそんな言葉が飛び交う。海外の取引先にしばらく休暇で連絡が取れないことと、出荷が止まることをゴールデンウィークのせいにするわけであるが、肝心の表現が分からない。もちろん、ゴールデンウィークは和製英語で、そんなもん通用しない。
今年から弊社の連休はすべてカレンダー通りとなった。このため、私の休暇は7日間である。これでは世間の平均(7.3日)以下だ。メーデーが休暇でなくなったとは、組合も弱くなったものである。旧盆を挟んだ夏休みも会社全体での休みではなく、各自で設定するようになったが、これで休暇の段取りがつかず、夏休みが取れない被害者が今年から続出する事だろう。
さて、間近に迫ったゴールデンウィークである。出かける予定のある人は既にスケジュールも決まっていることだろう。「○○さんは、どこか行かれますか?」。何度聞いても変な日本語だ。「行く」の正しい尊敬語は「いらっしゃる」、なのだから。終わってからも「どこか行きましたか?」と聞いてくる人がいる。私が出不精であることを知っている人はこんな質問をしてこない。いつも答は「どこにも行かない」である。
休みとなるとどこか行かないと気が済まない人がこんなに多いのかと驚いてしまう。しかし最近ふと気がついた。こんな質問をしてくる人は自分にも同じ質問をして欲しいのだ、と。しかし、そんな質問を切り返したら相手の自慢話につきあわねばならなくなる。「ふ〜ん」。そんな話には興味はないので、そんな質問はしないことにしている。今年は(も)じっくり本でも読んですごそうと思っている。
(秀)
Webサイトのせいか、メルマガのせいか、週に数本のペースで変なDMが届くようになった。マルチものもあれば、広告の依頼もの、エログロサイトものなど、普通では送られて来ないと思うとそのまま捨てるのはもったいない気がして、収集のためのフォルダへそのメールをドラッグしてため込んでいる。そのうち、Webサイトでこれらのメールを晒し者にしてやるのも面白いかもしれない。但し、ウイルスをまき散らすメールもあるので、喜んでばかりはいられない。
とりあえず、全てのメールに目を通している。そして先日「ネットホスト募集」なるDMが届いた。その気はもちろんないがビジネスモデル研究の向学のため、メールに書かれていたリンク先をクリックしてみる。ネット上のホストなんぞでどうして金が儲かるかと思ったら、ホストあてに女性会員からメールが届いて、メールのやり取りを経て直接会うのらしい。その際に女性からお金を貰うのだそうだ。Webにホストの顔写真やプロフィールを掲載して、メールを呼び込むらしい。晒し者を見てみたい気もする。
出会い系サイトでは女性は無料が多い中、わざわざ金を出してネットホストなる(素人)男性に会いたいと思う女性がどれほどいるのだろうか?。とりあえず、ホスト常連客や資産家未亡人などの名簿が入手済みとのこと。第一次募集定員1000名、入会費1万円とある。これは微妙な価格設定である。5万円や10万円とかになるとまず申し込まないだろうし、女性会員からメールが届かない場合などにトラブルにもなりかねない。1万円ならまだ諦めのつく額であろう。これに月々3,000円月会費がいるようだ。
この手の商売はどこまでが本当なのか分かりにくい、テレクラでも電話が少ないと客の入りが悪いため、サクラを雇っていたりする(らしい)。これがメールとなると、女性である必要はなく、コピーしちゃえばメールなんか何通もできてしまう。それでも熱心に(架空の)女性会員にあててメールを書いている男性が1,000人もいるかと思うと、それだけで笑える。私は深読みのし過ぎだろうか?。
(秀)
小学校の高学年頃から中学まで、芸能雑誌の平凡と明星がクラスでブームとなった。本誌の数々のグラビアも魅力だが、私達には毎月付録に付いてくる歌本が魅力であった。その歌本の巻頭カラーページを飾るのは当時のトップスターの新曲と決まっていた。まだリリースされていない、もちろん聞いた事もない曲の歌詞とコード、それにたまには楽譜が載っていた。
田舎に住む少年少女にとってはテレビとこの芸能雑誌ぐらいで芸能人とのつながりを感じるしかできない。コンサートやイベントなど田舎にはやって来ないし、実物を見るには相応の努力と出費が必要となるが、少年少女にはなかなか難しい。ファンクラブという手もあるが、イベントへの参加も交通費を考えれば現実的なものではなく、会報が送られてくるだけのようなものである。それ故、我々は熱心にこれら芸能雑誌を買い続けた。そして、お金にちょっと余裕があり場合は、平凡と明星の両方を買い、それでもまだ余裕があると、レコードを買っていた。
友達の家に遊びに行くと、決まって付録のポスターが貼られていたし、雑誌を切り抜いて下敷きに挟んだりもした。折しも、当時70年代の終わりから80年代の初頭と言えば、ザ・ベストテンをはじめとする歌番組も華やかな時代であった。今では明星だけが「Myojo」とリニューアルされ発売されているが、かつての勢いは感じられない。平凡がいつ廃刊になってしまったかあいにく記憶にないが、当時の社名、平凡社もそのしばらく後にマガジンハウスに変わってしまった。
(秀)
うちの会社にも何人かの派遣社員の人がいる。テレビのコマーシャルで盛んに人材派遣業のCMを見るが、藤原紀香のような人はいない。彼女たちの就労動機はほぼ2パターンである。1つはお金を稼ぎたい人。半年間一生懸命働いて貯金して、あとの半年を語学留学して過ごす人などもいる。そして、もう一方は世間の目を気にして働きに出ている人である。
後者の例ではそもそも家が金持ちで、本来は働く必要なく、家事手伝いを経て結婚すれば良いのだろうが、この家事手伝いというのが、世間的に良くないらしい。かと言って親のコネで働くのに抵抗がある人が派遣業に登録し、その一部が私の周りで働いていたりする。前者か後者かは服装や持ち物を見ればすぐ分かる。何しろ、後者は自分の稼ぎ以上におしゃれに金を掛けていたりする。
まず最初に紹介したい、A子さんの場合。4人家族で、家に4台、車がある。相当な敷地のはず(月極駐車場でない限り)。ちなみに本人の車はBMW。「BMWの何ていうやつ?」と聞くと、「分からない。お兄ちゃんが前乗っていたのをもらったから」。本当に本人は車には興味がないらしい。「じゃあ、お父さんの車は?」。「ベンツ」。「ベンツの何?」。(また愚問だったかな?)。「よく分からないけど、ダイアナさんが乗って(いて事故にあった)いたのと同じの」。あの事故直後、本当に車を買い直そうかと、お父さんは悩んだらしい。
・・・・つづく。
(秀)
\
\